雨の多い季節になってまいりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回紹介するのは般若寺の紫陽花です。
般若寺は奈良市にある鎌倉時代創設のお寺です。花の寺としても有名で、秋はコスモス、夏は紫陽花など、1年を通して四季折々の花を見ることができます。有名なのは、「ガラスボール」で、直径15センチメートルほどの球体のガラスの中に花が詰め込まれており、境内に自然に咲く多くの花と一緒に咲き誇っております。ちょうど今の時期は紫陽花が見頃のようです。

また、般若寺は「太平記」「宮本武蔵」などの歴史文学の舞台としても世に知られています。
５０年程前に荒寺状態で廃寺同然と化した境内で、前住職が境内に一輪のコスモスが咲くのを見つけ「多くの人にコスモスを見て頂き、心を和やかに持って欲しい」という想いのもとコスモスの研究を始められました。今回ご紹介するのは紫陽花についてですが、秋のコスモスシーズンには約15万本30種ものコスモスが境内に植えられ、厳かなお寺を背景に華やかなコスモスのコントラストを楽しむことができます。

近鉄奈良駅から路線バスで約10分、最寄りのバス停から徒歩3分程で行くことができます。
ジメッとした梅雨の時期を紫陽花の華やかさで彩ってみてはいかがでしょうか。


アクセス：近鉄奈良駅　路線バス
のりば�A　【青山住宅行】　　　バス番号　27、81、117、118
のりば㉑　【州見台八丁目行】　バス番号　153、154
乗車（約10分）　→　般若寺バス停下車徒歩（約3分）　→　般若寺到着