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今回は、京都との夏の風物詩、８月１６日に行われる五山送り火で有名な大文字山を紹介いたします。
大文字山は別名如意ヶ嶽と言われ世界遺産の銀閣寺の真上にあり五山送り火では一番最初に点火される山です。２０時になると「大文字」の点火が始まり「松ヶ崎妙法」「舟形万灯籠」「左大文字」「鳥居形松明」が順番に点火されていきます。翌日に繰り広げられる「争奪戦」のことはもしかするとあまり知られていないのかも知れません。
実は「五山送り火」で燃やされた護摩木の「消し炭」を拾うためにたくさんの人が早朝の大文字山を登るんです。この 消し炭には「無病息災」のご利益がある と言われています。
また最近ではこの大文字山に登ることが観光客特に外国人観光客に人気があります。この日も夕焼けを見にたくさんの外国人の方が来られていました。大の字までの標高は３４０ｍほどで銀閣寺横の登山道から２５分ぐらいで登れて京都市内の景色が一望できます。是非、京都にお越しの際はチャレンジしてみて下さい。