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    鞍馬山

    更新 : 2015/7/5 10:44

    京は洛北、北山の中に鞍馬山はあります。
    くらま、くらまと呼びますが、鞍馬山でもあり鞍馬寺でもあり、1200年の歴史が息づく信仰の場所です。
    鞍馬弘教総本山鞍馬寺。歴史は770年にさかのぼり、律宗の開祖、鑑真和上の高弟・鑑禎上人が毘沙門天を奉ったところから始まり、長き歴史の中で真言宗、天台宗と改宗があり、鞍馬弘教が開教されたのは1947年ということ。
    「宇宙の大霊であり大光明、大活動体」である尊天を信じ、尊天の世界に近づき、尊天と同一するために、人種、宗教、国境を越えともに生かされている万物の調和を祈る、(鞍馬山案内所から抜粋引用させていただきました)、単に南無阿弥陀仏と唱えるだけではなさそうな、哲学でしょうか。
    それはさておき、
    鞍馬へは、叡山電車・出町柳駅から鞍馬行に乗り、約30分、終点鞍馬駅で降ります。駅舎を出ると天狗様が迎えてくれます。
    天狗は山岳信仰の中の山の精霊で、鞍馬山の天狗は、天狗の中の最高位に当たるそうです。源平の頃、源義経を修業させたのはこの天狗様だったのでしょうか。駅前の広場から花瀬への道を左へ折れるとすぐに仁王門への石段があります。これを潜って少し上るとケーブルカーの山門駅があります。休止中ということで歩いて由岐神社を目指します。
    この由岐神社、鞍馬寺の鎮守様で、10月22日に行われる鞍馬の火祭で有名ですが、境内にある3本杉はかなりの圧巻です。
    由岐神社からは、清少納言が「枕草子」で、「近くて遠きもの、くらまのつづらおりというみち」と評した九十九折れ参道を登っていきます。
    深い緑と、清流が疲れを忘れさせてくれます。
    中門を過ぎると、石段が続き、途中で多宝塔(ケーブル終点多宝塔駅)からの新参道と合流し、155段の石段を上ると本殿金堂到着です。
    ゆっくりと歩いて約1時間でしょうか(ケーブルだと半分もかからないのでは)。
    本殿金堂前には、鞍馬寺の教えの理想と人間が宇宙と一体化することを表現したという「金剛床」という前庭が広がります。そして、比叡山も望める一角には翔雲臺という、尊天が平安京の擁護寿福の為に降臨したとされる場所があり、板石が埋められています。しめ縄が張られ触れることはできませんが、何となく力を頂けるような気がします。
    ここからさらに、義経が兵法を修業したと伝えられる奥の院から貴船にある西門へと続く山道がありますが、こちらは後の機会にご紹介したいと思います。

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