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石長松菊園のお知らせ・ブログ
平安京最古の史蹟〜神泉苑
更新 : 2015/11/8 17:36
二条城の南にある「神泉苑」は平安京が造営された際の禁苑(皇居内の庭園)とされておりました。
当時、広大な苑内には楼閣や釣殿などがあり、初期には歴代天皇も行幸されて遊宴がおこなわれ、
弘法大師空海の雨乞いや、祇園祭の起源と言われる「御霊会」なども盛んに行われてりました。
以後、徐々に狭まり、徳川家康が二条城を築城した際には北半分が取りこまれ、現在の広さは平安時代の約10分の1と言われております。
境内には空海が勧請された祈雨の神様を祀る「善女龍王社」、日本で唯一恵方を祀る「歳徳神」などが残っており、
苑内の池にかかる法成橋を、願い事を念じながら渡り、善女龍王社にお参りすると願い事を叶うと言われ、京都のパワースポットの一つとなっております。
また、苑内の狂言堂では、京都市無形文化財に指定されている、神泉苑狂言が行われます。
今年も6日から8日まで開かれ、ユーモラスな無言劇を多くの人が楽しんでおられました。
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