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石長松菊園のお知らせ・ブログ
天得院 桔梗の庭
更新 : 2016/7/1 15:01
臨済宗東福寺の塔頭、天得院は南北朝時代の創建です。
衰退と再興の変遷を経て秀吉、秀頼の庇護を受けて栄えましたが、当時の住職、清韓が撰文した方広寺の鐘の銘文「国家安康 君臣豊楽」が家康の逆鱗に触れ天得院は取り壊されました。1789年に再建され現在に至っております。
天得院は桔梗の寺として知られ桔梗が咲くこの時季、桃山時代の作庭を言われる枯山水庭園が7月10日まで一般公開されています。(大人500円)
桔梗の花言葉は「清楚な美しさ」。庭には約300本の青紫や白の桔梗が咲き、訪れた人は縁側に腰をおろし、花の凛とした立ち姿から涼を感じ、季節の風情を感じておられました。
天得院へは、京阪・神宮丸太町から準急にお乗りいただき東福寺駅下車、本町通りを南へ約7,8分、中門を入ってすぐです。
因みに桔梗と言えば、当館より北、御所の東側にある紫式部の邸宅跡と伝えられる「蘆山寺」の源氏の庭でも楽しめます。
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