こんにちは、コンフォートホテル東京神田です。

今回紹介させていただくのは、三越前駅前にあるコレド室町など高層ビルに囲まれ静かに鎮座する「福徳神社」です。

こちらの神社といえば宝くじ当選祈願に訪れる人が多いことで有名です。

江戸時代に遡りまして、神社のあった通りは料理屋の並ぶ繁華街でした。
そして、江戸幕府が寺社の修繕費用に充てる為に宝くじの起源となった「富籤（とみくじ）」の興行を許可した数少ない寺社の1つであったことがルーツとなっています。

今は見事に高層ビルと融合しつつ静かに鎮座している福徳神社でありますが、その歴史は数々の苦難の連続でした。
代表的な出来事、被害としては以下の通りです。

・天保の改革の頃（1830~1843）に水野忠邦により神職、出家者の転居が命じられ、神社も姿を消す。水野忠邦の失脚後、再興する。

・関東大震災の被害にあう

・第二次世界大戦で社殿が焼失

・近年までビルの屋上に小祠を置くこととなる

波乱万丈な過去もありつつ、数々の先人の神社をどうにかして守りたいという気持ちが見事に実り、再興を繰り返し、現在まで継承されています。

まるで何事もなかったかのように見事な朱色の鳥居を構え、多くの参拝者を迎え入れていますが、壮絶な歴史があったとは知りませんでした。

夜はライトアップされた福徳神社を見ることも出来ますので、
ぜひ近隣でお買い物、お食事の際に訪れてみてはいかがでしょうか？

詳しくは：　https://mebuki.jp/