宿番号:378018
旬菜フレンチ&貸切温泉の小さな宿 Beaverビーバーのお知らせ・ブログ
懐紙〜ふところがみ〜
更新 : 2009/6/4 22:37
先日個室ダイニングでお食事を召し上がって頂いた いつもお世話になっているK様。
お箸の下に素敵な紙。
なにやら「和」ないい雰囲気のそれは、特別な時に持ち歩くものだそう。
うわー やられた。
素敵過ぎです。
その名は 懐紙 (かいし)。
検索してみたら、「ふところがみ」ともいうらしく こんな言い回しが
日本って素敵!って思っちゃいます♪
茶席に使われるこの「懐紙」には、こんな機能があるらしく、
■ 受ける
出される主菓子および干菓子を取り分ける際に、客側が手元の皿代わりに用いる。この際、束のままでわさ(折り目のある側)を手前に置いて扱い、使い終わると右肩か左肩で箸を拭う。食べ終わった後は下から一枚だけめくり返して、粉などが落ちないように注意して懐や袂にしまう。
■ 拭う
薄茶では、飲み終わった後に茶碗の飲み口を指でぬぐい、その指を懐の懐紙で清める。濃茶の場合は、茶碗の飲み口を直接懐紙で、または小茶巾と呼ばれる専用の布や紙でぬぐう。
■ 包む
菓子を食べきれない時は、懐紙に包んで懐や袂にしまう。
いやー 粋ですね。 こんな素敵な紙ひとつでいろんなお作法ができちゃう。
ハイエナのごとく(笑)目の当たりにしてしまった私、お食事中失礼だというのに
K様にバシバシ質問。 ごめんなさいでした〜
北上にある「ざっかや」さんという和雑貨を扱っているお店にこんな粋な小物が
置かれているそうです。 コチラ検索してみたのですが、関連サイトには辿り着けずでした。
残念。
いろいろ伺っちゃったもんだから、K様 未開封のものをプレゼントしてくれました。
ありがとうございます! すっごい嬉しい♪
どこで使おうかしら〜と今からわくわくです。