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宿番号:378018

お料理クチコミ高評価!フレンチ×貸切温泉☆大人限定4室の小宿☆

東八幡平温泉 (八幡平)
東北道松尾八幡平IC八幡平リゾートスキー場方面へ向かい約15 分。最寄バス停温泉郷下車徒歩約7分

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    料理は「手紙」のようなものだね。

    更新 : 2012/2/17 15:01

    少し前に図書室でふと手にとった赤い表紙の本。「この世で一番大切な日」という31章の誕生日ストーリー。全て実話によって綴られているこの本は、ひとつひとつのストーリーに共感、そして感動します。その中のひとつに「オムライス がキーワードになっているお話があります。

    実話に出てくるご本人は貧しい幼少時代、1年で1度だけ自分の大好きなものを食べられる日があったといいます。それが毎年決まっていた「オムライス」。

    そのオムライスが食べられる日は何か目標を達成した日や大切な日に お母さんが特別に作ってくれた思い出いっぱいのお料理だったんですね。

    オムライスの上にケチャップで文字を書くときに お母さんがいつもこう言っていたそうです。
    「ケチャップで文字を書くときは 食べてもらう相手の事をすごーく思って書くんだよ。」と。

    私の実母はオムライスをよく作るタイプの人ではなかったけれど、毎日仕事に明け暮れて、
    共働きだった環境でもわたしの好きなものを忙しいながら作ってくれた記憶があります。
    味付けだったり、食材だったり、盛り付けだったり、いつものいい匂いだったり。

    今この歳になって、文字はなかったけれど沢山の気持ち、愛がこもっていたんだろうなと思います。

    前述の本の最後にあとがき的な短いコラムが載っているのですがそれが今回の記事のタイトルです。

       料理は 手紙のようなものだね。
       そこにこめた気持ちとか 言葉が、味をとおして心に届けられる。
       そして本当に贅沢なものには、 誰かの強い気持ちがこめられている。
       しっかり心から味わって、 はじめてそれが贅沢だとわかるのかもしれない。

    素朴な文章なのですが、お料理をした事のある人全ての人が感じる心の声。
    特に、今職業としている主人はこれをいつも頭に入れながら、心に置きながら
    お客様にお料理をご用意させて頂いているに違いありません。

    画像は昨日の前菜。この白いプレートに載っているひと品ひと品が皆様への「お手紙」です♪
    厨房から ひと品ひと品を「手紙」にして、それをわたしがテーブルへと配達します。
    シャイである主人は正しくこの「お料理に乗せた気持ち」をお客様に届けたくて
    ずっと作り続けて行くことでしょう。

    主人からの「手紙」をご覧になってみたいな、と興味を持って頂けたら是非ダイニングへお越しになってみてください。

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