おはようございます。

とうとう、平成最後の日となりました。

明日からは令和の新年が始まりますね＾＾

令和元年に京都でお宿をオープンさせて頂き、本当に光栄です。

大正時代に大切に造られた京町家を耐震補強をして、

なるべく趣を残すべく６年前から構造の設計士やデザインの設計士と

知恵をしぼり、令和の時代にやっと開店の運びとなりました。

６年前初めて訪れた時、持ち主さんがすでに退去されてから

３年以上は、経っておりましたが、入ったとたんに、

とても優しく、待っていましたよと町家が迎えてくれたような気がします。

その後、少し改装して京都に行くたび何度も滞在して、

ご近所さんの町内会に入れて頂き、商店街や町の雰囲気も

大分把握して城崎温泉のお宿白山グループの７番目のお宿として

京都で初めての町屋宿をオープン致しました。

古民家をリノベーションしたお宿は、京町屋別邸　はな亭で

４軒目となります。

古民家のお宿に合うように、又お隣の県ですので、

お風呂は、３棟は滋賀県の信楽焼き浴槽と洗い場に特殊な畳を設置致しました。

窯元に直接オーダーした信楽焼き浴槽は、それほど大きくはありませんが

肌さわりもよく、京都の軟水のお風呂にもよく合うと思います。

観光で歩き疲れたお客様のお疲れが少しでも癒されたらよいなと思います。

オープンしてからお客様にご宿泊して頂き、

町屋が急に生き生きしてきたように思います。

京都では、町家の空き家も多く、解体される京町家も多いです。

昨年５月から京都市条例で町家の解体は許可が必要になり、

罰則もできましたが、中々町家の保存までは難しいようです。

そんな中、はな亭は、大正、昭和、平成から令和へと継承されることを

大変嬉しく思います。

ぜひ一度、令和元年に皆様のお越しをお待ちしております。

館主

「離れ・もみじ」棟へ続く渡り廊下です。

ロビーには、座敷にあった階段箪笥を移設しました。

天窓付のかわいい洋室も１室ございます。ベットは、アメリカシーリー社製のベットを初めて採用いたしました。沈み込みすぎず、適度な高反発マットレスでお休みやすいです。