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夏のプールが始まります!7月12日13日は先行開催!

川上峡温泉
福岡・博多から車で60分、JR佐賀駅から20分、長崎自動車道佐賀大和ICからならわずか3分。

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    入り口にある「薬妙の滝」について

    更新 : 2011/6/7 13:58

    本日、お客様からお問い合わせのお電話を頂きました。
    お問い合わせ頂いたのは2点。

    「龍登園の登り口にある滝の言われをご存じですか?」
    「龍登園の名前の由来はご存じですか?」

    前者は分かりませんが、後者は入口のきつい坂を登った創業者が中国の登竜門にかこつけて名付けたと聞いたことがあったのでそうお答えして、念のために社長に聞いてみた所、全然違うことがわかりました。

    龍登園のある高台にはかつて料亭があり、川上峡で採れた魚などを使った料理を出していたそうです。
    明治の英雄大隈重信候が佐賀に帰郷した時には、ここで休まれたりしていたそうで、敷地には「大隈重信候手植えの松」などもございます。
    隣には鍋島家の別荘であった十可亭(現在の十可苑)もあり、この近辺は、その頃はかなりハイグレードなリゾートエリアだったようです。

    龍登園入口の滝はすでにその当時から存在していたそうで、傍らの石には「薬妙の滝」の名が刻まれております。

    これは誰が名付けたのか、いつ刻まれたのかなど詳しいことは、資料が無く分かりません。
    その頃は山の清水が集まった自然の滝でしたが、渇水期には枯れてしまうこともあるため、現在は当館でコントロールする人口の滝となってます。
    一説には、中国から渡来した除福さんが金立山の仙人から譲り受け広めたとされる不老不死の山野草「ふろふき」にまつわる滝だとも言われますが、本当のところはわかりません。

    その後明治、大正、昭和と時代が移りゆく中でその料亭も変遷して行き、50年前、嬉野の和多屋別荘が、「川上山荘」と呼ばれていた頃にこれを買い取って今のホテルの礎を築きました。
    名前の由来は、その当時和多屋別荘にあった同名の料亭の名を持ってきたのだそうです。

    初めて知る新事実。
    ホテル龍登園自体は50周年ですが、このエリア自体はもっともっと古くからの歴史をもつエリアなんですねぇ。

    御来館の際には、是非、敷地内を散策してみて下さい。

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