吉野ヶ里町にある陸上自衛隊の目達原駐屯地を会場に、８／５（金）の１７：３０〜２１：００の予定で「吉野ヶ里町“夏ふれあい祭り“」が開催されます。

吉野ヶ里町は佐賀県東部の神埼郡にある南北に細長い町で、ちょうど真ん中辺りに長崎自動車道の東脊振ＩＣ、吉野ヶ里歴史公園やヤクルト本社佐賀工場、今回のお祭り会場の目達原駐屯地などがございます。
当館からは金立経由で車で約２０分でアクセスできます。

見所は自衛隊バンド演奏や地域に伝承される「赤熊太鼓」の演奏。
赤熊太鼓は、１５３０年に旧三田川町内の田手畷において敵軍を討伐した赤熊軍団に由来する太鼓とされております。

当時、大分を拠点に当時北部九州一帯を支配しつつあった大内氏が、佐賀を拠点にしていた少弐氏を滅ぼそうと送り込んだ大軍勢を敗走せしめたのがこの田手畷（たてなわて）の戦いでした。
この時少弐氏の軍勢を率いていたのが龍造寺家兼ら。
両軍は各々１万ほど。しかし勢いは大内家の方が優勢。
勢いに押され西へ西へと押されていく少弐軍。
もうダメだ！と言うその時、大内氏の軍勢を横から殴りつけるように南から突っ込んできたのが、いずれも、赤熊（しゃぐま）というヤクの毛を赤く染めたも毛皮を被り鬼面を付けて派手に飾り付けた軍勢。
「神か仏か！妖怪か！」と大混乱に陥る大内氏。
この機会に反撃に出た少弐氏の軍勢はそのまま大内氏を敗走せしめます。

この戦いによって龍造寺家の名が少弐氏の中で高くなりました。
また、この時赤熊軍団を率いたのは土豪の鍋島清久・清房父子。
この戦い以後龍造寺家と縁を深くしていきます。

閑話休題。
そんな赤熊太鼓を初め、楽しみ一杯の“夏ふれあい祭り”。
是非、遊びに行ってみて下さい！！

企画名：　吉野ヶ里町“夏ふれあい祭り“
日程：　８／５（金）１７：３０〜２１：００
会場：　陸上自衛隊目達原（めたばる）駐屯地
内容：
　自衛隊開門　17:30
　自衛隊バンド演奏　17:45〜18:00
　自衛隊音楽部演奏　18:15〜18:45
　駐屯地盆踊り　18:45〜19:45
　赤熊太鼓演奏　19:15〜19:35
　よさこい　19:35〜19:50
　町民盆踊り　19:50〜20:20
　閉会宣言　20:20〜20:30
　花火大会（900発）　20:30〜20:45

お問い合わせ：　吉野ヶ里町商工観光課　0952-37-0350

自社の公式ブログでは取り上げたのですが再掲いたします。