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    4/6〜15は天然記念物を楽しむ「えひめあやめまつり」

    更新 : 2012/3/19 18:39

    この花、何気ない山野草に見えますが、国指定の天然記念物「えひめあやめ」といいます。

    明治32年、牧野富太郎博士が愛媛県の報告を認め、地名を取って「えひめあやめ」と名付けられました。
    元々は大陸から渡って来た大陸系遺存の植物で、主に愛媛などの瀬戸内海近辺など北よりの地に自生しており、佐賀の久保泉の自生地が南限の地とされています。
    写真で見るとスケール感がわかりにくいかも知れませんが、小さく可愛らしく、緑の中にキリッとした紫の色が映えるステキな山野草です。

    歴史を遡れば藤原為兼の歌「誰故に乱れそめきし花なれや みちのしりへの里ならなくに」と読まれたことから「誰故草」と呼ばれ、また、地元では大正時代まで「雛あやめ」、「姫あやめ」、「一寸あやめ」などと呼ばれて親しまれましたが、一時は10数株程度まで減少し絶滅の危機に瀕しました。

    実はこの花は根が重要で、根を断ち切られると2〜3年で枯れてしまいます。
    また、いわゆる里山に生えるため、他の雑草が増えると日陰になってしまって咲かなくなってしまうことも。
    とてもデリケートな花なんですね。

    このえひめあやめの咲く頃に地元有志の皆様によって開催されるのが「えひめあやめ祭り」です。

    当館からえひめあやめの自生地までは車で10分ほどです。
    国道263号線の尼寺橋北→尼寺橋と左折し、県道を東進。
    千布北で左折し、県道久保泉線を進みます。「佐賀県運転免許センター」を目指して進むと分かりやすいでしょう。免許センターの前を過ぎてさらに東進、川久保の交差点を過ぎてさらに少し行くと看板が出ています。
    そこからはノボリに従って進みましょう。

    自生地は、森を切り開き、日当たりを良くしてあります。切った木を使って橋や歩道が整備されてます。
    斜面に細くて青い棒が刺さっている場所があります。
    そこがえひめあやめの生えている所です。

    会場近くには、祭り期間中は地元の方が休憩所を用意して下さってます。
    アップダウンがあるためか、竹を切って作った即席の杖が「自由にお使い下さい」と置いてあります。
    ちょっとしたハイキング気分が楽しめる遊歩道、そして何より可愛い山野草が楽しめるスポットです。

    企画名:えひめあやめまつり
    開催期間:3/6〜4/15 9:30〜17:00
    会場:佐賀市久保泉町川久保の自生地

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