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皇族随一の美女と呼ばれた伊都子が残したお雛様
更新 : 2014/2/25 18:15
この時期、九州各地はもちろん全国的にひなまつり展示を前面に出した企画が行われていますが、佐賀で開催される「佐賀城下ひなまつり」の会場の一つ徴古館(ちょうこかん)では、毎年 鍋島家所有の歴史的逸品といえるお雛様が展示されます。
今年のテーマは「時を超えて受け継がれるひなまつり」ということで、鍋島藩最後の藩主直大(なおひろ)の娘、梨本宮伊都子妃の所有したお雛様を始め一族に受け継がれたお雛様を見ることが出来ます。
この方、生地はなんとイタリア。
明治15年、鍋島直大が特命全権公使としてこの地に赴任していた時に誕生。
イタリアの都で生まれたということで「伊都子」と名付けられ、生後7ヶ月の時に日本に帰国。
梨本宮守正王との婚約が成立したのは明治29年。
以後、太平洋戦争の終結後に皇籍離脱するまで「皇族女性随一の美女」として敬愛を受けました。
皇籍離脱後も皇族としての矜持を貫き「最後の貴婦人」と呼ばれました。
今回の展示では梨本宮伊都子妃を中心に、祖母の筆姫、母の栄子、娘の方子、規子、孫の樹勢子などのお雛様などを見ることが出来ます。
当館では、この佐賀城下ひなまつりの入場チケットと市内指定区間1日乗車券をセットにしたプランをご用意させて頂いております。