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アパホテル〈軽井沢駅前〉軽井沢荘のお知らせ・ブログ
軽井沢の歴史 Part2
更新 : 2013/6/25 20:49
こんにちわ フロント塩崎です。
前回軽井沢の誕生をお伝えしましたが今回はその後をお書きします。
今や、避暑地としての名声が広く知られるようになる軽井沢。
訪れる人々の数も増加を重ね、明治30年ころにはそれらを受け入れる貸別荘やホテルが営業を開始しはじめた。
更に大正の初期には、箱根土地(現在の潟vリンスホテル)・鹿島建設・野沢組などの大手資本によって土地分譲がはじまった。そしていままで旧軽井沢中心であった別荘地が南へ西へと開発され、殊に第一次大戦後の好況の影響を受けて日本人有産階級の人たちが盛んに訪れるようになってからは、日本人避暑客が外国人を上回るようになっていった。
このため、避暑地軽井沢の様相は、外国人先駆者たちがつくり上げてきた質素で高潔な避暑地から、日本人的な華やかな別荘地へと変わり、これら日本人避暑客の需要を満たすために各種の商店が建ち並んだ。そして軽井沢の中心である旧軽井沢商店街は“軽井沢銀座”と呼ばれるほどの賑わいを帯びてきた。この頃には、ゴルフ場、テニスコート、乗馬等のスポーツ施設も相次いで新設され避暑地としての機能もほぼ現在の原型として出来上がってきた。
しかし、このような著しい変容の内にも、軽井沢憲章の精神を守り貫いていこうという動きが強固になり、軽井沢をこの世の聖地にしようという目的から「軽井沢避暑団」が結団設立され、その目的に沿った各種の啓蒙や諸活動が展開された。
軽井沢も歴史があるんですね。
次回は近年の軽井沢について触れたいと思います。