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宿番号:379260

【全16室】 秘湯と越後の味覚を味わう 国登録有形文化財の宿

ハイクラス

越後長野温泉
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    雨生ヶ池の大蛇様

    更新 : 2014/8/25 10:45

    青空の八木ヶ鼻を背景に、大蛇にまたがる姫様とそれを守る若者。
    しただふるさと祭りは今年も無事に開催されました。
    ※毎年8月の第四土曜日に開催されています。

    この祭りは下田郷にいにしえより伝わる大蛇伝説が軸になっています。
    「五十嵐川」の源流のひとつ「守門川」のさらにその奥。
    大蛇が暮らしていたという「雨生ヶ池(まおいがいけ、通称まごいけ)」へ、
    神水の湧き水を汲みにいくところから祭りは始まります。

    夜が明ける頃に車でまずは「吉ヶ平」へ行きます。
    吉ヶ平で雨合羽を着込み歩いて雨生ヶ池を目指しました。
    池に至る道の途中で杉の大木に囲まれて小さな祠があります。
    雨生ヶ池の神様が住む。
    …正直、ドラクエの気分です(笑)
    ここでお詣りをします。

    さらにいくと池に。
    池に注ぎ込む峻烈で夏でも冷たい湧き水。
    ここでポリタンクに水を汲みます。

    汲んだ水は順番に背負いながら山を下ります。
    途中、縛り付けるヒモが切れるハプニングもあり。
    そのときはメンバーの1人が腰に巻いていたベルトをはずしそれで補強したり。
    とにかく雨で地面がゆるんでいて苦労させられた道中でありました。

    そして舗装された道へと戻ってきました。
    往復ちょうど2時間でした。
    汲んだ水は車で大急ぎ祭りの始まりの神事が行われる八木神社へ運ばれます。

    今年から竜神様役が世代交代したそうで、
    汲んできた神水を大蛇の御輿にかけるあたりからのセリフがよく聞き取れました(^^)。

    水汲みは地味ですが、こうして姫様の朗らかな笑顔につながったと思うと感無量。
    大蛇は広いしただの郷をトラックなどにも乗りながら移動しては蛇行していきます。
    毎年、呼ぶ人たちあるところに訪れて蛇行します。
    一風かわったスタイルの祭りです。

    そして最後に祭りのメイン会場ちかくの雨生宮で再び神事が行われます。
    そのあと蛇行しメイン会場に大蛇ははいっていきます。

    いつもは日が暮れる頃に会場をグルグル蛇行して「餅まき」をしますが、
    今年は順番をかえて昼の部で「餅まき」をしました。
    まきおわると、担いできたみなさんでお手打ちしまして無事に終了。
    祭りは夜の花火まであれこれ続きますが、
    水汲みからはじまった大蛇行進はこれにておしまい。お疲れ様でした!

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