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越後長野温泉 嵐渓荘のお知らせ・ブログ
羽生善治永世七冠誕生おめでとうございます【Part2】
更新 : 2017/12/8 15:23
であれば、これはご本人が指したのではなく、
天(雨生ヶ池の竜神様?)が導いた一手だったとか?(^^;)
ここから藤井四段に「本シリーズで一番の白眉」と言わしめた
羽生棋聖の終盤の寄せが続きます。
元竜王の藤井九段(テンテー、ニコ生解説)は
当初「(76)△6六飛?え〜!?なんで?、(78)△8八金打?…
これは普通は打ってはいけない手ですね。なんで?」と、
まったく展開が見えないと疑問視していました。
コンピューターの評価値も羽生棋聖にマイナス評価が続きました。
しかししかし!(84)△3六桂打と羽生棋聖が指したところで、
木村一基九段+深浦康一九段(AbemaTV解説)は
(94)△6八飛打までの詰めに気がつき、
「いやー、やりますね。感動しました。
なるほど、これを狙っているんですか。△4八銀までを、
先ほどの△6六飛で読んでいたのかもしれません。」と大興奮。
藤井九段(テンテー)もニコ生解説で筋の全容が見えてくるにつれ、
「ほんとですか〜?へ〜、こんなの浮かぶわけないよね(笑)
神業的な寄せですね。やっぱ凄い」
と、ニコニコにやにや。この辺から視聴者のコメントもすごくもりあがってきました。
ちなみに、渡辺竜王は(84)△3六桂打が見えていなかったと感想戦で話していました。
私は16:30頃から大広間・守門の大盤解説会場にお邪魔していました。
74手目頃からです。屋敷伸之九段、佐藤紳哉七段、
高浜愛子女流2級のお三方が解説されていました。
外はみぞれと雪がいれかわりたちかわり降りしきっていました。
盤面の盛り上がりに呼応するかのようでした。
そして、羽生棋聖は(94)△6八飛打の前に一旦席をはずします。
その時です。渡辺竜王がひとり盤面を見つめる対局室が一瞬光って雷鳴がとどろきます。
※雨生ヶ池の竜神様が降りてきた?
「18時29分、嵐渓荘の付近で落雷があった。
ゴロゴロと大きな音が鳴り、控室の窓を揺らす。」
(将棋連盟Live)天然自然の大演出。
大盤解説会場もこれには盛り上がりました。
【Part3】へ続く──。
書を届けてくださる方がありました。
どこに飾るか迷いましたが、竜王がお休みになるお部屋にこっそり飾っておきました(^^)
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