宿番号:379495
アーバイン京都 清水五条のお知らせ・ブログ
ご当地言葉講座その1「江戸弁」
更新 : 2020/6/27 16:07
いつも「宿ログ」をご覧くださり有難うございます。ネタが尽きたので今回からタイトルの講座を開催致します。どうかお付き合い下さい。本来でしたら「京ことば講座」から始めるべきなのですが皆様にご納得いただくにはあまりにも難解なので理解しやすい「江戸弁」から始めます。
まず最初に標準語と江戸弁は全く異なる言葉でございます。標準語を東京弁と言われる方がいらっしゃいますが、似て非なるものであるとご理解ください。「それでさぁ」とか「○○じゃん」とか、あれは標準語でも江戸弁でもありません。これ以上言うと放送コードに引っかかっちまうのでこの辺にしておきます。では始めます。
1、よぉ、元気かてめぇこの野郎→こんにちは、お元気そうで何よりです、○○さん。(主に友人同士の会話で使います)
2、あっしは○○というケチな野郎でしてどうかお見知りおきを→私は○○と申します。宜しくお願い申し上げます。(現代ではあまり使いません)
3、何やってんだ!このすっとこどっこい→何をなさっているんですか?貴方は(相手のミスを叱責する時に使います)
4、てめぇはすっこんでろい!→貴方は表に出ず、ここは私に任せて下さい。(話がこじれた時に使います)
5、おととい来やがれ→二度とお越しにならないで下さいね。(カチンと来た時に使います)
6、へそで茶沸かしちまうぜ→あまりにも滑稽でお話になりません。
7、おう、あたぼうよ→はい、当然の事でございます。(大切な取引先には使用厳禁です)
8、するってぇと何かい?→しかしながらどういう事でしょうか?(会議の席などで議論が煮詰まった時に使います)
9、ガッテンだい→承知いたしました。かしこまりました。(上司から指示を受けた時に使います)
10、てやんでぃ、べらぼうめ→何をおっしゃっているんですか?(これは相手に論破されそうな時に負け惜しみで使う事もあります)
いかがでしたでしょうか。2番は現代ではほとんど耳にする事はなくなりましたがその他は未だに江戸っ子の間では日常会話の中で使われています。まるで時代劇に出てくる江戸の町民のようですね。粋です。これをご覧になられた方はくれぐれもビジネス上の会話としてご使用にならないようお気をつけください・・
次回は京ことば講座です。京ことば→関西弁に置き換えたら→標準語に置き換えたら、の順にレクチャーさせて頂きます。では
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