幻想的な月景色。ここ奥湯河原から眺める山の月夜もいいですが、
近く真鶴半島で眺める海月夜もまた格別。お帰りの前に、ぜひ一度ご覧に
なられてはいかがでしょうか。
海に照らされた黄金色の波を眺めていると、平安時代に三十六歌仙の
一人として選ばれ、数々の名句を残した源 順（みなもとのしたごう）も
同じように感じたのだろうかと、物思いに耽りたくなります。
「水の面に照る月なみを数ふれば今宵ぞ秋のも中なりける」 源 順/『拾遺集』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
■アクセス情報■
宿からお車で約20〜25分
東京方面に向かう途中、一つ目の駅「真鶴駅」を左手に右折。
7〜8分（三ツ石方面）道沿いを奥に向かって走ると、
「ケープ真鶴」という休憩所が見えてまいります。
そこにお車を止め、海に向かって歩くと目の前に海が広がります。

◇執筆者余談◇
ここの景色は、本当に素晴らしいのひとこと・・！
壮大な景色を目の前にし、言葉を失ってしまいました。
古来の日本人が万物に命が宿り、尊いものとして祀っていたという
気持ちが分かったような気がいたします。
誰も知らないスポットで、帰り道も照明が満足にはございませんが、
ご覧いただく価値はございます・・!