12月に入り、益々冷え込む日々ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか？冬の奥湯河原は冷え込みつつも、空気が澄み渡り、昼間は鮮やかな椿の紅を、夜は晴れているときらめく満天の星空をご覧いただけます。
奥湯河原温泉・海石榴では12月1日(月)より、お題目を「奥湯河原の冬　星冴ゆる　冬牡丹と寒椿」とし、旬の食材と器で表現した“冬のお献立”を始めました。
今回は海石榴の懐石料理・全10品の中でも特にお勧めのお料理をご紹介いたします。

1品目は食前酒「星冴ゆる寒椿」をご紹介。
バタフライピーシロップ、ヨーグルトリキュール、ウォッカを使用したオリジナルカクテルは2種類の見た目をお愉しみいただけます。
まず1口目は軽く混ぜ、冬の夜空のような色合いと甘さを。
2口目は添えてあるレモンを絞り、椿の花のようなピンクと爽やかなレモンの香りをお召し上がりください。

2品目にご紹介するのは7種の前菜「フカヒレと法蓮草の浸し、富士サーモンちしゃとう巻き、生ハム菜の花巻き、トラフグの煮凝り、帆立とブロッコリーの白味噌焼き、ワカサギ彩り揚げ、鮟肝の山椒餡かけ」でございます。
6種の器に盛られ、色とりどりの椿を表現した前菜は、味も美味しく、目で見ても楽しく、当館・海石榴の散策路を想像していただけることでしょう。

3品目は強肴「山形県産　米沢牛の豆乳鍋〜自家製の辛味噌と共に〜」。
日本三大和牛の1つである米沢牛は香りの良い脂と甘みのある赤身が特徴。
この上質なお肉を季節の野菜と共に、料理長特製ブレンドの濃い豆乳の中に入れてお召し上がりください。
豆乳のまろやかさと米沢牛の旨味、野菜の香りが口いっぱいに広がり、身体を温めてくれることでしょう。
濃い豆乳は温めていくと「おぼろ豆腐」が出来上がりますので、添えてある辛味噌や五味と一緒に味の変化をお愉しみください。

他にもお勧めのお料理が並ぶ冬のお献立。
料理長のお料理と温泉をご堪能いただくために、是非、冬の海石榴へお越しくださいませ。
皆様のご来館を心よりお待ち申し上げております。