日本の常識、世界の非常識。
コロナショック以前は「海外旅行あるある」などでよく使われていましたよね、この言葉。

まいどまいどの、コンフォートホテル東京東日本橋でございます。

日本のように国民のほとんどが同じ民族で、同じ言語を話すという国は世界的に見れば少数派です。この小さな島国の中で暮らしていると、なかなか日本以外の地域での常識やマナー、暗黙の了解みたいなものを、実際に感覚として肌で感じることは、普段の私たちの生活の中ではなかなか難しいのではないでしょうか。

ましてや、この新型コロナウィルスの影響で、観光目的で日本を訪れるという海外の方を、最近はほとんど見かけなくなりました。同様に私達日本人も海外へ旅行する機会は激減してしまっています。ヒト・モノの移動が世界的に制限されている今、直接的に、異文化に触れる機会が減ってきています。なにか異質なものに触れずに済んでいる安心感がある一方で、私としては日々、ルーズというか、鈍感になっていく私自身の国際感覚に対して危機感みたいなものも積もります。

「さて、私の常識は、もはや世界の非常識になってはいないだろうか？」

ホテルで働かせていただいている者としては、いつ海外からのお客様が来ても「Why Japanese people!?」と言われないように、しっかりとアンテナを張っておこうと思う、今日この頃であります。



そして、早く以前のように、海外旅行を楽しめる世の中になることを願ってやみません。

それまでは皆さん、しっかりとコロナ対策をして国内旅行を楽しんでくださいね。