東京・大手町のオフィス街の真ん中に佇む「将門の首塚」。
皆様も一度は耳にしたことがあるかと思います。
平安時代、朝廷へ反乱を起こし藤原軍に討たれた平将門の首級が
京都から空を飛んできて落ちたところ…と伝えられている場所です。

実は首の落ちた場所には諸説あり、
全国には「将門塚」が数か所ありますが、大手町のものは
塚を壊したり移動させたりすると必ず不幸が起こると言われ
いわくの地として有名ですよね。

関東大震災で焼失した大蔵省の仮庁舎を
首塚の跡地に建設する際に、当時の大蔵大臣と工事担当者が亡くなり
昭和１５年には落雷により大手町官庁街の火災が発生。
戦後に米軍が塚を整地しようとした際に工事車両が横転し
運転者が亡くなるという事故もありました。

そんな恐ろしい場所ですが、
将門公の人智を越える力にあやかろうと
近年はパワースポットとしても知られています。
大きな仕事を抱えた方や、
困難を乗り越えたい方が参拝されるそうです。

先日将門塚を訪れましたが、
２０２０年に大手町の大規模再開発に伴い
こちらも近代的に整備されたそうで、とても綺麗でした。
ですが霊感は全然ないタイプの私でも足を踏み入れた瞬間に
空気が変わったのを感じました。
やはり何か科学では説明できないエネルギーがあるのでしょうか...

当ホテルからは歩いて３０分ほどです。
皆様も将門公の強大なパワーにあやかってみてはいかがでしょうか。