宿番号:380280
萩の宿 常茂恵のお知らせ・ブログ
萩焼と常茂恵の素敵な関係♪B
更新 : 2008/6/19 10:44
常茂恵の館内には、随所に萩焼が飾られています。
まず、目を引くのがベアテル・ペアソン氏の花の陶板。客室と廊下、ラウンジなどに可憐な野の花の陶板が飾られています。
1940年生まれのペアソン氏は、ロイヤル・コペンハーゲンで絵付けをされたこともあり、1977年萩・南明寺に開窯され、萩焼き作家として活躍されています。
繊細で、日本人の心をもった素敵な方で、もうすっかり萩人です(*^ω^*)
常茂恵に飾られている作品は、全て26センチ四方の陶板で、平成元年、現在の建物を建てる際、特別に制作していただいたもの。
ペアソン氏は、主に、山野草などやさしい花をやきものに描かれており、華やかさはないけれど、ひそやかで清楚で可憐な感じが、観る人の心をほっとさせてくれます。
州浜草、葛、片栗、キキョウ、リンドウ、ハギ、薊、おもだか、鉄線などのやさしさ溢れる花、花が、そこここを、ふわっと、温かくしてくれているようです。
萩焼に絵付けをしたやさしい風合いの作品にはファンが多く、売店の商品もすぐに完売してしまいます。