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萩の宿 常茂恵のお知らせ・ブログ
萩と言えば「萩焼」〜萩焼のお手入れ@〜
更新 : 2008/7/12 14:31
先日ご宿泊になられたお客様から、こんなお電話を頂戴いたしました。
「常茂恵さんで購入した萩焼の夫婦湯飲みが数回使っただけでふちがぼろぼろになってしまっのですが…(;_;)」
使えば使うほど、味わい深くなる萩焼なので、上手にお手入れして、長く使いたいですよね♪
ということで、萩焼のお手入れの仕方をご紹介させていただきます(*^ω^*)
萩にお越しになられて、萩焼をご購入される方は多いかと思いますが、使い方によっては、萩焼にカビが生えてしまうこともあるのです。エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?
まず知っておきたいのは、萩焼のこと。
萩焼に使う土は浸透性の高く、磁器とは違い、低い温度でゆっくり焼き上げるために土があまり焼きしまっていません。そのため、使うにつれて表面釉薬(ゆうやく)のひびを通して茶や酒がしみこみ、器の内外の色合いが変化し、使い込むにつれ風情をかもしだす「萩の七化(ななばけ)」と呼ばれる現象が見られます。
使う人固有の味のある器になる楽しみが萩焼にはあるんですねぇ(*´∇`*)