鳴き砂− 粒が細かく、石英の粒が多くふくまれていて、ゴミが少なく、組成が均一…などの条件がそろっていると、人が足で踏んだり擦ったりすると音が鳴る砂です。
少し汚れても鳴かなくなるため、現在「鳴き砂」のある海岸は全国で20カ所以上ありますが、危機に瀕しているところが多いそうです。

そんな「鳴き砂」に出会える場所が萩の周辺にあるのです！
ひとつは、倉江ノ浜の西にある「小原浜」（おばらはま）と、阿武町の「清ヶ浜」（きよがはま）。清ヶ浜は、延長約６００ｍの北浦（きたうら）有数の海水浴場。
白浜青松の海岸が続き、水と砂の美しさは県下有数、水質は県内でトップクラスのＡＡ（水質が特に良好）の評価を得ています。
環境の変化で、以前のように砂が鳴かなくなりましたが、ボランティアグループやサーファーが清掃活動を続けているおかげで、歩くと「キュッ、キュッ」と鳴くような音を発する鳴き砂が残っています。

萩から車で約30分。
海岸沿いのドライブと「鳴き砂」海岸の散策はいかがでしょうか？