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宿番号:380280

【凛とした時を刻みし、萩の迎賓館】創業時の伝統を今に伝えます

ハイクラス

はぎ温泉
山口宇部空港から乗合タクシーで90分。JR東萩駅より徒歩7分。中国自動車道美祢東JCTから車で50分。

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  • 吉田松陰と井伊直弼

    更新 : 2009/2/19 17:52

    先日、彦根の商工会議所の方々が、松陰先生について勉強されたい、
    ということで、当館にご宿泊され、講師の方を呼ばれ勉強会を開かれ
    ました。

    そして、彦根商工会議所の方からフロントスタッフへの質問
    「井伊直弼のことを萩の方は、どう思われているのでしょうか?」

    へっ( ・◇・)?(・◇・ )
    頭の中に?マークが乱舞…。
    「別になんとも思っていませんが??」というのが、正直な感想。

    ですが、よくよく考えてみると、吉田松陰が処刑された「安政の
    大獄」を行ったのは、幕府の大老だった彦根出身の井伊直弼や
    老中の間部詮勝だったんです。( ̄ロ ̄|||)
    幕末の歴史(それ以外の歴史も)について、勉強不足なため、
    まったく気付きもしませんでした。

    井伊直弼は日本を開国し、新しい時代の訪れに灯をともし、吉田松陰
    は、武士中心の社会から、平等な社会作りへと時代を導く土台を作り
    ました。

    そして萩では、吉田松陰について勉強する際、「昔、吉田松陰っていう
    偉い人がいたんだよ」という教え方ではなく、「松陰先生が遺した言葉
    についてみんなで勉強しましょう」というように教えられるため、今も
    吉田松陰は、萩で教育者として生きています。
    だから、萩の多くの方々は、「吉田松陰」ではなく「松陰先生」と呼ぶ
    のでしょう。
    そんな背景があるから、萩では彦根や井伊直弼に対して変な恨みの念?
    みたいなものがないのかな〜と思ったりする今日この頃です。

    今年は、松陰先生が亡くなられて150年。
    そして、日本が開国して150年。
    彦根のひこにゃんに負けないよう、萩も頑張っていかないといけないです
    p(*´∇`*)q

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