こんにちは!
長い梅雨が明け、8月になりますと厳しい暑さの日が続いておりましたが、
皆様、体調は崩されたりなどしていらっしゃらないでしょうか?
さて、当ホテルのございます赤坂は、ビジネス街として栄えております。
幾つものオフィスビルが立ち並ぶ大通りでは、サラリーマンの方々を中心に往来が途切れることはほとんどなく、多く存在するカフェや喫茶店ではそういった方々の憩いの場、あるいは商談の場となっております。
赤坂サカスといったショッピングセンターやTBSの放送局等もあり、赤坂に対して、おしゃれかつ、近代的だというイメージを持たれる方も多い事かと存じます。
そんな赤坂にも、先日ご紹介させて頂いた赤坂の御用地、迎賓館の様な伝統のある施設も多く点在しております。
今回は、伝統のある施設の中から、有名な寺社を幾つかご紹介させて頂きたいと思います。
まずご紹介しますのは、当ホテルの真向かいにございます。豊川稲荷さんです。
正式名を『宗教法人 豐川閣妙嚴寺〈とよかわかくみょうごんじ〉』という曹洞宗のお寺だそうで、赤坂にありますのは別院で、本院は愛知県の豊川市にあります。
稲荷、というと『狐』をイメージされると思いますが、実際に祀られているのは、豊川ダ枳尼眞天〈とよかわだきにしんてん〉という仏教の神様であり、狐はあくまでその使いなのだとか。
江戸時代には、庶民の間で商売繁盛、家内安全、福徳開運の神として全国に信仰が広まったという事です。
豊川稲荷さんでは、日に何度か祈祷を受けられる時間もあり、その願旨は家内安全・商売繁昌・家業繁栄・交通安全などなど…かなり多岐に渡ります。
当ホテルから遠出される際には、一度お立ち寄りになって、祈祷を受けていかれるのもいいかもしれませんね!
続いては、東京メトロ赤坂見附駅よりほど近い場所にございます日枝神社さんです。
日枝神社さんは赤坂にございます寺社の中でも有数の広さを誇っています。
祀られているのは大山咋神〈おほやまくひのかみ〉で、江戸時代には、徳川将軍家御用達の氏神・江戸城の鎮守として大切にされてきたそうです。
豊川稲荷さんでは神の使いは『狐』でしたが、こちらでは『猿』が神の使いとして伝えられており、
拝殿前には2体の神猿像が安置されています。それに伴って、他の神社ですと神社を守るのは狛犬の役目ですが、日枝神社さんでは狛猿がその役目を担っています。
猿〈さる〉という字は、音読みで〈えん〉とも読むことから、良縁・縁結びのスポットとしても人気となっているそうです!
日枝神社さんは江戸三大祭にして、日本三大祭である『山王祭』でも有名な神社でもあります。
山王祭は、毎年6月の中旬に行われ、神輿を担ぎ、山車を引いて回る祭礼行列が、日枝神社よりスタートして、江戸城(現・皇居)を中心に東京都心を1日かけて回ります。
6月にお越しの際には一度ご覧頂いてはいかがでしょうか。
最後にご紹介致しますのは、氷川神社さんです。
素盞嗚尊〈すさのおのみこと〉奇稲田姫命〈くしいなだひめのみこと〉
大己貴命〈おおなむぢのみこと〉別名…大国主命)といった有名な神様を祀るこの神社は、なんと!江戸時代当時のままの姿を残しているそうで、東京都重要文化財に指定されています。
氷川神社さんでは昨年から、七夕、祭り、イチョウ、正月といった日本の四季に合わせた御朱印をシリーズ化していらっしゃり、例えば今年の4月には桜色(日中の桜)と藍色(夜桜)の御朱印を頒布していました。御朱印を集めているお客様には是非おすすめしたい神社です!
(私は手に入れられませんでした…。)
今回3つの寺社を紹介いたしましたが、赤坂にはもちろん他にも新しい場所、伝統ある場所様々なスポットがございます。
赤坂にお越しの際には是非新しい場所だけではなく、赤坂の歴史にも触れてみられてはいかがでしょうか?