宿番号:381076
アーバイン東京・上野 北千住のお知らせ・ブログ
柴又帝釈天『初庚申のご縁日』
更新 : 2020/1/13 14:13
皆様こんにちは!
お正月ムードもすっかりと無くなり、仕事に学校にとお忙しい毎日を過ごされてらっしゃいますでしょうか(・・?
私ムーミンも、休みボケが抜けきらないまま日々お仕事を頑張っております( ´∀`)
身体を壊さない範疇で頑張りましょうね♪
さて今回ご紹介致しますのは、
柴又帝釈天で行われます「初庚申のご縁日」でございます!
そもそも庚申の日とは何ぞや?と思われる方も多くいらっしゃるかと思いますが、
こちらは平安時代に中国から伝来した道教の「庚申信仰」に基づくもので、
人の体内には『三尸(さんし)』という3匹の虫が潜んでいると考えられておりました
「上尸(じょうし・頭に潜み首から上の病気を引き起こす虫)」
「中尸(ちゅうし・腹に潜み臓器の病気を引き起こす虫)」
「下尸(げし・足に潜み腰から上の病気を引き起こす虫)」
この三尸は人が亡くなれば自由になれるので、人の寿命を縮めようと伺っているものの、
庚申の日以外は体内から出ることが出来ず、庚申の日の夜に体外へ出て天帝(閻魔大王)へと人間の悪行を伝え、人間の寿命を減らしていたそうです(;'∀')
寿命を削られては大変なので、三尸を食べてしまうとされる「青面金剛」を祀ったり、
庚申の日には寝ずに起きて過ごしていた「庚申待」が行われるようになりました
ただ待つだけではつまらないので、寝ずに神仏に祈りを捧げたり、夜通しお酒を飲んだり和歌を詠んだりして大騒ぎして……というのが次第にお祭りになったようです|´ω` )フムフム
映画「男はつらいよ」シリーズの寅さんで有名なここ、柴又帝釈天には、
日蓮上人自ら刻んだと伝えられている「帝釈天の板本尊」が安置されております
その帝釈天板本尊は、開山まもない時期から所在が不明となっていました……
しかし!江戸時代に本堂を修理した際に屋根裏からこの御本尊が発見され、
それが『庚申の日』であったことから当時盛んだった「庚申信仰」と結びつき、
柴又帝釈天では庚申の日に縁日が開かれるようになったようです(*'ω'*)
皆様もこの機会に庚申参りをしてみては如何でしょうか(*‘ω‘ *)
名称:「初庚申のご縁日」
日程:2020年1月18日(土)
場所:柴又帝釈天
▼交通アクセス・最寄り駅
京成線「柴又駅」徒歩5分