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  • 本日は“さんしん”の音色で古き良き昔の沖縄を・・・

    更新 : 2012/3/4 18:21

    沖縄の各地から“さんしん”の音色が聞こえてきます。

    そう本日は“さんしんの日”
    「ゆかる日まさる日さんしんの日」で
    ラジオの正午の時報に合わせて、
    午後9時までの放送の内、
    都合9回演奏するのは、

    琉球宮廷音楽 “かじゃでぃ風節”

    どの世代にも親しみのある
    沖縄本島で祝宴の座開きとして踊られる
    お祝いのお日にちには欠かせない名曲でございます。

    歌詞♪今日の誇らしゃや なほにぎやなたてる
         蕾で居る花の 露きやたごと

    歌意♪今日の喜びを何にたとえられようか。
         まるでつぼんでいた花が、露に出会って花ひらいたようだ。

    この短い歌詞を心を込めて歌います。
    “かじゃでぃ風節”の歌詞といえば
    有名なエピソードがございまして


    その昔、重い病にかかった琉球の王様が
    もう長くはないと悟り、家臣たちへ
    どうか世継ぎの王子をもりたて
    国の安泰につくしてほしいと遺言しました。

    ところがこの王子は
    口がきけませんでした。

    王様の死後
    「口のきけない者を王にはできない」と
    王子の腹違いの弟を王にたてようと家臣たちは画策をはじめます。

    先王の遺言を守って王子の側についたのは
    大新城親方(うふあらぐすくうぇーかた)ただひとり。
    窮地に立たされた大新城親方は王子にむかって

    「ひとことなにかおっしゃってください。
    このままでは、わたしは腹掻き切って先王にお詫びするほかありません」

    と言うと刀を腹に……

    すると

    「待て大新城!」と一声。

    今までひとことも口をきかなかった王子が初めて声を出したのです。
    飛び上がって喜んだ大新城親方が
    踊りながら即興で詠んだのがこの歌なんだとか。

    このお話を聞くとこの歌詞から心からの喜びが伝わってきますね。


    ♪今日の喜びを何にたとえられようか。
     まるでつぼんでいた花が、露に出会って花ひらいたようだ。


    このステキな音楽がラジオから流れてくるのは夜の9時まで
    今宵は“さんしん”の音に“泡盛”とつまみで島時間・・・。


    (担当:anna)

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