てぃんさぐぬ花や　
爪先（チミサチ）に染（ス）みてぃ 　
親（ウヤ）ぬゆし事（グトゥ）や　
肝（チム）に染（ス）みり


【意訳】
ほうせんかの花は
（魔よけとして）爪先に染め
親が言うことは
心に染めなさい


はいさい♪
皆様こんにちは。


冒頭の一説をご存知でしょうか？
沖縄で愛されている、てぃんさぐの花　という民謡。

いわゆる教訓歌なんですが。
優しいメロディー、スローなテンポが心地良いです。
沖縄出身の多くのミュージシャンにも歌われている曲。


さてその　てぃんさぐの花。


沖縄の本土復帰４０年を記念して、
沖縄県は「てぃんさぐぬ花」を県民愛唱歌に制定したそうです。

県民愛唱歌とは、

♪県民が歌うことで一体感を感じる
♪郷土沖縄への誇りや愛着をより強く持つ

事を目的に制定されたそうです。


県民アンケートを経て制定委員会が決定したそうですが、
てぃんさぐぬ花が選ばれた理由は

♪親しみを持って長く歌い継がれている
♪ウチナーグチで歌われ、歌詞の内容が深い


なのだとか。


皆様もぜひ一度、聴いてみてはいかがですか？
沖縄旅行中だと、さらに沖縄らしさを感じるかも♪

（担当：M）