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11月に入り京都も紅葉に向け日毎に色づいてきております。
先日、神護寺（じんごじ）に行ってきました。
京都市右京区高雄にある高野山真言宗遺跡（ゆいせき）本山の寺院です。
このお寺は、真言宗の開祖である空海が住持していたお寺として知られています。
天台宗の開祖である最澄も、一時期この神護寺で法華経の教えを説いたと言われています。

また、日本の古い風習の一つに「かわらけ投げ」という遊びがあります。
かわらけ投げとは、厄よけなどの願いを掛けて、高い場所から素焼きや日干しの土器の酒杯や皿を投げる遊びのことで、この神護寺が発祥の地とされています。

また、京都の山間部にひっそりと佇むこのお寺は「京都で一番早く紅葉するお寺」とも言われています。

神護寺は近くにある高山寺（世界遺産）と西明寺と合わせて「三尾（さんび）の名刹」と呼ばれています。いずれの寺院も歩いて行ける距離にありますので、是非それぞれの寺院を訪れてみてくださいませ。

公共交通機関
・地下鉄烏丸線五条駅→京都駅からＪＲバス「高雄・京北線」で約50分、「山城高雄」下車、徒歩約20分
・地下鉄烏丸線五条駅→四条駅から市バス８号系統で約45分、「高雄」下車、徒歩約20分

ベッセルホテルカンパーナ京都五条　梅澤　尚司