〜和モダンに憩うひととき〜
　ベッセルホテルカンパーナ京都五条でございます。

さて、本日は、現在、京都国立博物館で開催されている「日本、美のるつぼ」展についてご紹介させていただきます。こちらは、大阪・関西万博開催を記念して行われている特別展で、日本が海外交流を通して生み出した美術、工芸品を、「異文化交流の軌跡」と称して、約２００点（展示期間が限られている作品もあります。ご注意ください。）にも及ぶ至宝が展示されています。

この展示会のポスターにも一部、使用されている京都・建仁寺の《風神雷神図屏風》は、 通常、高精細デジタル複製が展示されていますが、「日本、美のるつぼ」展では、原画を鑑賞することができます。
そして、海外で高い評価を得るとともに、「新千円札の裏側の絵」として、私たちにとって最も身近な作品のひとつである葛飾北斎の《富嶽三十六景 神奈川沖浪裏》には、長い列ができており、関心の高さがうかがえました。

今回の特別展は、テーマに沿って、絵画、彫刻、書跡、工芸品がバランスよく展示されており、どの作品も興味深く鑑賞することができました。ぜひ、皆様もこの機会に「日本の美」を再発見してみては、いかがでしょうか？

＜開催場所＞　京都国立博物館　京都市東山区茶屋町５２７
＜会期＞　前期展示は、５月１８日（日）迄　
　　　　　後期展示　　５月２０日（火）〜６月１５日（日）
その他の詳細につきましては、ホームページ等でご確認の上、お出かけください。
（会期中、一部の作品は、展示替えが行われるそうですので、ご注意ください。）