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早太郎温泉 駒ケ根高原リトリート すずらん颯のお知らせ・ブログ
ぼくたちの失敗。 (女将が筆を執っています)
更新 : 2025/5/25 9:16
向日葵氏の話です。
「五井野博士から浮世絵を学んだ人達が、例えば役者東海道やゴッホコレクションを、まるで自分の発見・収集研究の様に発表する。
それは人としてどうかと思う。
日本人なら学んだ流派を大事にし、師を敬う。当たり前の事でしょ?
何故、モネやゴッホの浮世絵展で、博士から学んだと言えないの?
それほど我が強いのか?
自分を大きく見せたいのか?
学んだ、ではなく盗んだ、なら歌川派を再興しようとした博士の志に反する行為と思う。
ゴッホもまた再興を願っていたのに。
五井野正の教えを、正の法、正法というなら、正法に反した事になる。そう思うよ。」
「博士の智慧は、得ようとして得られるものではない。
だからこそ、こちらからその世界へ向かって橋を渡っていかなければ、ね。」
社長の目はしばらく泣き腫らした様になっていました。
ケーブルテレビの放映は、来週の予定。まだ放映日が決まっていませんが・・・。
松口 聡美
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そこで浮世絵の真実を伝える為に、ゴッホやモネが集めていた同等の浮世絵がまだ美術館や浮世絵コレクターの収集の対象になっていない事がわかるとリサイクル運動に参加した有志達にも呼びかけて世界中から同様の浮世絵(版画なので同じ物が何点とある)を密かに集め、今では世界で唯一の完成されたゴッホの浮世絵コレクションとして世界の美術館からも認知される程になった。
そしてゴッホの集めた浮世絵コレクションとゴッホのジャポネズリ絵画の関係の研究を進めると胸に秘めていたゴッホの,思いがゴッホ絵画の中で漢字や図を使って表現されていた事が次々と明らかになってきた。
(中略)
ゴッホの芸術が偉大であればあるほど、当時の人々には理解が困難となり、ゴッホの一生で理解されなくても時間、空間を越えて再び別な天球で、その芸術価値に気づいた生命が復興し、継承していく。 そして、その天球の中のーつにまた地球がある。
ゆえに真の芸術はその創造者と共に一時的に歩みが止まったとしても宇宙の倉庫、つまり天球の中に閉まれるだけであって、再びその扉を開ける芸術家によって再び歩み始める。
このような芸術運動の流れを,心情主義と命名し、私は心情派としての絵画を制作することになる。
〜美化運動のウィッピーからゴッホの心情と歌川派の再生〜より
五井野正 著 ゴッホの『向日葵』の復活 第一編 P67〜P68
歌川正国(五井野正)画「文字解き雨中の大橋の上のゴッホ」
エルミタージュ美術館展示作品 アルメニア共和国所蔵
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