網代温泉・大縄公園で１２月１１日・１２日、師走恒例の「網代温泉ひもの祭り」が２年ぶりに開催しています。。私、網代温泉観光協会会長をはじめ、赤い法被姿の役員らが、炭火で焼いた脂の乗ったアジの干物を来場者にふるまいます。無料配布は２日間で５０００枚を予定していますが、今シーズンは密集を避けるため、間隔を開けて焼き上げて提供しています。

初日は青空にも恵まれ、観光客らが開始前から列を作り、食欲をそそる煙に誘われるようにテーブル席はすぐに混雑しました。会場には各種ひものや網代イカメンチ、サザエご飯、焼きハマグリ、イカ焼き、アジの押しずし、豚汁、各種アルコールなどを販売するテントが並び、野菜や柑橘類の地場産品やポインセチアなどの花も廉価で販売。来場者はそのまま飲食したり、買い求めて土産に持ち帰った。本日１２日も午前１０時から午後３時まで開催します。

同祭りは、例年１１月から２月の第２週の土曜、日曜を中心に計８回開かれますが、昨シーズンは新型コロナウイルスの影響で全て中止しました。南熱海網代温泉旅館協同組合によれば、コロナの収束で網代温泉も客足が戻り、１１月はコロナ禍前の２０１９年の約９割、１２月は１０割以上に回復しているという。熱海海上花火大会をはじめ、市内イベントの再開が活況を後押ししています。

■主催＝網代温泉観光協会、協賛＝南熱海網代温泉旅館協同組合
■２０２１年度網代温泉ひもの祭り
１２月１１日（土）・１２日（日）大繩公園
１月９日（日）・１０日（月）大縄公園
２月２６日（土）・２７日（日）長浜海浜公園
※ひもの無料試食は各２日で５０００枚、なくなり次第終了。開催時間は初日が午前１１時〜１５時、２日目は１０時〜１５時。