ホテルから歩いてすぐ、三条大橋を渡って木屋町通りに入ったところにひっそりと佇むお寺・瑞泉寺。

このお寺は慶長16年（1611）、太閤秀吉公の甥・豊臣秀次とその一族を弔うために造られました。
この辺りは江戸時代のはじめまで鴨川の河原だったそうで、文禄4年（1595）8月、秀次が秀吉の命令によって高野山で自刃させられ、秀次の子供や側室など一族39名がこの地で公開処刑され、その場で大穴に次々と放り込まれてその上に大きな塚が建てられたと伝わります。

境内には、ご本尊・阿弥陀如来像を祀る本堂（非公開）をはじめ、地蔵堂や秀次一族の墓所があり、随所に秀次一族と瑞泉寺についての資料が展示されています。

拝観時間は7:00から17:00ですが、お盆期間後やお正月明けなど、閉門日になることがあるそうなので、事前にHPでご確認いただくか、お問い合わせを。
最寄りの駅は京阪三条駅・地下鉄東西線の三条京阪駅。地上に上がって三条大橋を渡り、木屋町通りを南下してすぐです。

賑やかな都会の一角に佇む古刹へぜひお参りください。

普段は御朱印を受けられないお寺のようですが、2019年8月3日から19日の期間限定で、絵本「なまえのないねこ」出版記念の御朱印をいただくことができます。