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12月6日まで開催中!聖護院門跡 特別公開のご紹介
更新 : 2021/4/7 10:08
本山修験宗の総本山で、平安時代創建の聖護院門跡。
後白河天皇の皇子、静恵法親王が宮門跡として入られて以来、明治維新までの間、代々皇族や摂関家が住職を務めてきた格式高い寺院です。
また、天明の大火により御所が火災に遭った際は、光格天皇の仮皇居ともなりました。
普段は境内の一部のみ参拝可能ですが、毎年秋に特別公開が実施され、大玄関から上段の間まで続く狩野派の豪華絢爛な障壁画をはじめ、法親王が居住する門跡寺院の正殿・宸殿の内陣や平安時代後期の作であるご本尊・重要文化財の不動明王像など多くの寺宝を特別に拝観することができます。
明治の廃仏毀釈の際に廃寺となった末寺から預かった仏像が多く安置されており、また修験道(山伏)のお寺とあって、大峰修行の写真や山伏装束を観察できるマネキンといった展示もあります。
授与品のオススメは「法螺貝みくじ」。
山伏の道具のひとつ・法螺貝の中におみくじが入っていて、読んだ後はデスクの上などに飾ることができます。
また、聖護院では天皇陛下御即位の記念事業として、御所から移築されたと伝わる重要文化財の書院の解体修理と筋塀の修復を予定されており、1,000円からできる勧進を募っています。
般若心経の中の一文字を玉石に書いて奉納する「一字一石奉納」は般若心経276文字の中からお好きな一文字を選ぶことができます。
集まった玉石は、修復の際に筋塀の中に納められるそうです。
聖護院門跡へは、京阪電車で三条から一駅の神宮丸太町駅下車、徒歩約10分。
または三条京阪前から市バスまたは地下鉄東西線をご利用になり、バスなら東山三条、地下鉄は東山駅でバスに乗り換え、熊野神社前下車、徒歩約3分です。
これからの季節、レンタサイクルでお出かけになるのもおすすめです。
ぜひ、お参りください。
【光格天皇仮御所 狩野派障壁画100余面 本山修験宗総本山 聖護院門跡 特別公開】
【期間】2020年9月26日(土)〜12月6日(日)※拝観休止日:10月1日〜4日、11月29日(法務により拝観休止日が増える可能性有)
【拝観時間】10:00〜16:00受付終了
【拝観料】大人800円 中高校生・大学生600円 小学生以下無料(保護者同伴)
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