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醍醐寺の「五大力さん」
更新 : 2021/2/23 19:42
醍醐寺では、毎年2月23日に「五大力さん」と呼ばれ親しまれる「五大力尊仁王会(ごだいりきそんにんのうえ)」が営まれます。
この法要は、五大明王(不動明王、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王)の力を授かり、その化身・五大力菩薩によって、国の平和や国民の幸福を願う行事。
その歴史は古く、醍醐天皇の時代、西暦907年まで遡ることができるそうです。
国家安全、人々の「七難即滅」「七福即生」を願った法要をはじめ、金堂前で五大力さんに力を奉納して無病息災、身体堅固を祈る奉納餅上げ大会が行われ、不動堂前では柴燈護摩供などが営まれていました。
また、盗難・災難除けのお札「御影(みえい)」は、法要当日のみの授与とあって、参拝の皆さまはこぞって受けておられました。
また、本日限定で、霊宝館の展示内容も国宝の「仁王経疏」や十分の「仁王経曼荼羅図」「五大明王像」など、法要にちなんだものとなっていました。
三宝院では梅がキレイに咲いていて、「醍醐の花見」で知られる桜の季節が待ち遠しく思いました。
聖護院準提堂と同じく、一部内容を変更しての実施となった醍醐寺の「五大力さん」。
来年は疫病が収まり、例年通りの開催となりますように。
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