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亀の井ホテル 奈良のお知らせ・ブログ
正倉院展に行ってきました♪パート2
更新 : 2012/11/9 15:29
奈良公園の奈良国立博物館で開催中の【第64回正倉院展】に行ってきました。パート2
ゆっくり、ゆったりと順路をたどっていきたいところですが、今度は西新館26番の「瑠璃の杯(るりのつき」が私たちを待っている!
社会の教科書にも載っていた、あまりにも有名なガラス細工の器ですね。
こちらは、ロープに沿って10分ほど並びます。
今回は、18年ぶりの出品、もちろん、私が目にするのは初めてです。
新聞雑誌などの正倉院特集で、器の周囲に貼られた同色の円く平べったいガラス片が特徴的だとか、後年取り付けられたと思われる足の部分は、本来ガラスのものだったのではないか?とかいろいろ予備知識はあったのですが、やはり一番に心奪われるのはその“青色”です。
コバルトで発色させているというその色は、思っていたよりも深い深い青色。
【紺碧(こんぺき)】という言葉が、頭に浮かびました。
実際、ガラス製品であるにもかかわらず、向こう側が透けて見えないほど濃い色がついています。
この「瑠璃の杯」は、収められたガラスケースの周りをぐるっと一周して見ることができるので、十分にその美を堪能できました。
見物人が集中するこれら2つの展示品を見た後は、比較的楽な気分で他の物を鑑賞することができます。
一部順路を逆行することは、お許し願って・・・。
“にわか歴女(れきじょ)”になりきって、展示物や説明の文章を、心行くまで眺めました。
【第64回正倉院展】、展覧会のご案内は、当ブログの下記記事も参考になさってください。
会期は11月12日(月)までと残り少なくなっていますので、お急ぎを!
http://www.kanponoyado.japanpost.jp/yado/nara/2012/10/entry014124.php