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柳宗悦没後60年記念展「民藝の100年」
更新 : 2022/2/10 18:27
竹橋にある国立近代美術館の柳宗悦没後60年記念展「民藝の100年」がいよいよ2月13日(日)までとなって来ました。
そうです、ザ・ビーのどこかのホテルでやっていた“会期末企画展の紹介“でございます。
会期末になって慌てていくから会期末にしかブログが書けない、まさに悪循環なのですがそれはともかく。
今回の展覧会は文字通り民藝の歴史を振り返るのがテーマなので、そもそも民藝運動の創始者柳宗悦がいつ民藝に目覚めたかというと・・・というところから始まります。
もともと柳宗悦は同人誌『白樺』に初期から参加して西洋美術を紹介していました。ある時『白樺』でロダンを特集します。その特集号と浮世絵をロダン本人に贈ったところ、ロダンは御礼として自作の彫刻を贈って来ました。そのロダンの彫刻を観るために浅川伯教が柳のもとを訪れます。手土産として浅川が研究していた李朝の白磁に柳が感銘を受けたところが民藝運動の原点の一つとなります。市井の無名の工人、職人が作る日用品に着目して広がる作品群は実際に観て頂くとして。
また民藝運動は作品の蒐集だけでなく、販売流通やそれによって作り手たる工人、職人、農民などが稼げる(今風に言えば)システムの構築、それによる農村生活の向上、さらには景観の保存に至るまでの流れや雑誌から映画までを使う(今風に言えば)メディア戦略なども触れられています。
まあ何せ作品数もさることながら、運動全体を漏れなく概観できますのでボリュームがあります。つくづく夜勤明けで行くものではないなと(^^;
それはともかく。
2月13日(日)までとなりましたので、皆様ぜひぜひお越し下さいませ。
『柳宗悦没後60年記念展「民藝の100年」』
会場:東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー、2F ギャラリー4
時間:10:00-17:00(金・土曜は10:00-20:00)※入館は閉館30分前まで
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