メトロポリタン美術館展のご紹介ブログの続きです。
＜�U　絶対主義と啓蒙主義の時代＞の途中から承前です（＾＾：

初公開の『信仰の寓意』はフェルメール唯一の宗教画ともいわれ異色の作品です。

今回の目玉商品ともいうべき『女占い師』（ラトゥール）もこちらで展示されています。
実はこの作品、メットが購入してから喧々諤々の真贋論争が巻き起こった曰くつき一品です。これを機会にぜひ皆様の眼で真贋を見極めていただきたいと思いますｗ

＜�V　革命と人々のための芸術＞

こちらは18世紀末のフランス革命から1848年革命まで革命に次ぐ革命で近代化で発展した市民社会の中で変化、革新を遂げる19世紀の絵画のコーナーとなります。

ターナー、ジャン・レオン・ジェローム、ルノワール、ドガ、ゴッホ、セザンヌ、モネの日本初公開作品が並んでおります。
初公開ではないものの、ゴヤとマネが並んでいる展示は比較するに最適でしょう。

昨今はウィズ・コロナで海外旅行は遠い存在となりました。かくゆうホテル業界も「インバウンド、カンバッーク」と泣くための目しか残ってない有様でございます。
そんな中、ニューヨークから来日したマスターピースの数々。
会期末まで残り少ないところですが、是非一度ご覧くださいませ。


【国立新美術館】
メトロポリタン美術館展

会期
2022年2月9日（水）〜5月30日（月）

開館時間
10：00-18：00（毎週金・土曜日は20:00まで）
※入場は閉館の30分前まで

休館日
火曜日（ただし、5月3日（火・祝）は開館）