【宮島たいまつ】準備OK !!
更新 : 2014/12/23 13:48
宮島鎮火祭、毎年12月31日の大晦日、
午後6時から嚴島神社の御笠浜で行われる「火難避け」の祭りです。
神社祓殿で斎火(いみび)を灯した祭壇を設け、斎主が祝詞を済ませた後、
松明に火を移し御笠浜に設けた斎場の大束に火を移します。
そして、大束から大松明に火を点けます。
御神火を点け消火した小松明は家に持ち帰り、
神棚にお供えして1年間の火難避けの護符にします。
祭で使われる大松明を、広島県廿日市市宮島町の宮島小・中の児童と生徒が、作成しました!!
祭りでは、小5〜中3年の有志が、松明を担いで宮島神社一帯の参道を練り歩きます。
松明の制作には、児童・生徒55人と保護者・近隣住民60人が校庭で作業をしました。
竹を束ねて薄い板で囲い、荒縄でくくって長さ約3メートルの松明を仕上げました。
鎮火際では、旅館や菓子店などの大松明も加わり、住民達が御笠浜を駆け抜けます。
昔は、御神火を点けたまま家に持ち帰り、
元旦の煮炊きの火にしていたようです。
また御神火を点けた大松明は、「たいまつ、ヨイヨイ。たいまつ、ヨイヨイ。」の掛け声をかけながら威勢良く御笠浜を練り歩きます。
御笠浜は、文字通り火の海と化します!!
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