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★2023年全客室リニューアル★大浴場は朝9時までいつでも入浴可!

湯田温泉
JR湯田温泉駅徒歩10〜15分、山口IC・小郡IC約15分、湯田温泉バス停徒歩5分

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  • 山頭火の愛した湯田温泉

    更新 : 2022/4/18 12:55

    JR山陽新幹線の新山口駅南口には「種田山頭火之像」が建てられています。
    生涯に8万を超える句を詠んだ俳人「種田山頭火」は、防府市の大地主の家に生まれ、高校を首席で卒業するなど大変優秀な人だったそうです。
    その後不運が重なり、妻子を連れて夜逃げ同然でふるさとを後にしました。
    出家した山頭火は、1926年44歳の時に句作の旅にたちました。
    「分け入っても分け入っても青い山」

    「こころ疲れて山が海が美しすぎる」
    感性溢れる自由律俳句に、山頭火の繊細さがあらわれています。
    1932年、50歳をすぎて山頭火は小郡(現・山口市)に「其中庵(ごちゅうあん)」という草庵を編みました。
    其中庵から湯田温泉までは約12キロありますが、山頭火は湯田温泉がお気に入りで、せっせと通っていたそうです。

    1938年56歳の時には湯田温泉に部屋を借り「風来居」と名付けました。
    「温泉といふものは有難いものである、私は入浴好きだが、温泉にはいると、身心が一新されたやうに感じる。湯田温泉を近くに持つてゐる私は幸福である。」
    酒で身を持ち崩し、自分のことを「無能無才」と嘲ずにはいられない山頭火でした。
    「どうしようもないわたしが歩いている」

    「まっすぐな道でさみしい」
    「うしろすがたのしぐれてゆくか」
    そんな山頭火にとって湯田温泉は、体と心を癒す安らぎの場所だったようです。
    「ま昼ひろくて私ひとりにあふれる湯」
    「あかるくあつくあふれる湯にひたりおもひで」
    「朝湯こんこん音たててあふるるよ」
    山頭火の愛した湯田温泉はアルカリ性単純温泉で、肌によく馴染むやわらかい湯ですが、ph値が9.14もありクレンジング効果が高いことが特徴です。湯田温泉に足しげく通っていたという山頭火は、実はお肌ツルツルだったかもしれません。

    ホテル喜良久の温泉大浴場「美肌の湯」で、山頭火の愛した湯田温泉をお楽しみくださいませ。

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