宿番号:385995
箱根湯本温泉 ホテル南風荘のお知らせ・ブログ
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◆再発見神奈川県!歴史探訪の旅
カテゴリ:★情報いろいろ★ 2016年2月16日(火)〜
更新 : 2016/2/16 18:53
新羅三郎義光吹笙の石
当館のある神奈川県は、源頼朝による幕府が鎌倉に開かれるなど、武家の棟梁「源家」とはゆかりも深い土地です。
昨日お伝えした箱根の関所ができるだいぶ前、平安時代の頃には西国から東国に抜ける路は、東海道の箱根越えではなく、足柄古道と呼ばれる現在の小山町から南足柄市にかけての山道を抜けており、人々の往来で賑わっていたようです。
古の頃よりこの峠ではさまざまな出来事があり、ちなみにこの場所は、平安時代後期の武将、新羅三郎義光こと源義光が、東北地方でおこった、後三年の役に出陣の際、この峠で笛の師、豊原時元子、時秋に笛の奥義を伝えたとされる場所です。
江戸時代になり箱根越えの東海道が整備されるまでの間は、この足柄古道が西国と東国を繋ぐ中心の道となっており、今では姿を見ることができませんが、付近には関所跡(足柄の関所)などもあります。
後三年の役から約100年のちに、源平の戦いが起こり源頼朝が鎌倉に幕府を開くと、武家による政権が以後680年間続く事となりました。