富士登山をされる方へ
今年は多くの方が富士登山の計画をしているようです。
軽装での登山で救急隊が出動することも増えております。
●防寒対策を十分に!
富士山頂付近と御殿場市街地では20℃以上の気温差があります。
夏の時期でも富士山頂付近では気温10℃を下回ります。
ダウンジャケットやフリースなど防寒対策をしっかりとお願いします。
また、カイロがあると便利です。
※Tシャツ短パンはNG!
●靴(サンダル・スニーカーはNG)
靴は登山シューズかトレッキングシューズを履きましょう。
富士山は火山砂利でかなりごつごつとしています。
スニーカーやサンダルでは底に穴が開く可能性があります。
●雨具
山の天気はかなり変わりやすいです。
動きやすさを確保するため、必ず上下セパレートの雨具を持参してください。
●小銭
富士登山をする際に山小屋のトイレはチップ式のトイレが多いです。
ちなみに富士山頂付近は低温・高山・火山砂利のため微生物が生存せず、汚物は分解されませんので未来永劫ゴミとして残ってしまいます。
●モバイル充電器
万が一遭難した場合のためにモバイルバッテリーは必ず持参しましょう。
備えあれば患いなし!
●下記症状が出る可能性があります。
高山病
高い山は、平地に比べ気圧が低く酸素濃度が低いため、酸欠になり引き起こされる病気
低体温症
脳や心臓など生命を維持している臓器の温度(深部体温) が35℃未満となること
熱中症
気温や湿度が高い環境下で体温の調整がうまくいかず、めまいやだるさなど様々な症状が起こる状態
疲労遭難
疲労により行動不能となり自力下山できなくなること
前日までに体調不良や疲労が溜まっている場合は命を守るためにも、登山を断念することも大切です。
その他注意事項は富士登山オフィシャルHPにも掲載されています。
装備と体調を十分整えて、富士登山を楽しみましょう!