宿番号:390015
石山寺の芭蕉庵
更新 : 2013/5/22 4:46
私事ですが、先日滋賀県大津市にある石山寺へ行ってきました。
花盛りで藤の花やシャガの花がとてもきれいでしたよ♪
そんな広い境内の中に、伊賀の生んだ俳人、松尾芭蕉の名を冠する「芭蕉庵」なるものを発見!
パンフレットによりますと(笑)この庵は芭蕉ゆかりの茶室で
芭蕉が石山寺を詣でた際には、
「曙はまだむらさきにほととぎす」
「石山の石にたばしる霰かな」
といった句を詠んだそうです☆
門前の和菓子屋さんでは、この句にちなんだ「たばしる」という和菓子も売っていました。
もちの中に大きな小豆とくるみが入っていて、おいしかったです♪
それにしても、さすが旅する俳人・芭蕉、全国いろんなところにゆかりの地があるものですね。
伊賀上野で芭蕉ゆかりといえば、やっぱり蓑虫庵と芭蕉の生家でしょうか。
蓑虫庵は、かつて伊賀上野にあった、
「芭蕉五庵」(無名庵・蓑虫庵・東麓庵・西麓庵・瓢竹庵)
と呼ばれる芭蕉にゆかりの草庵、その中で唯一現存するのがこの蓑虫庵です。
庭内には芭蕉堂や、芭蕉句碑が建ち並んでいます。
芭蕉の生家はその名の通り、芭蕉が生まれたとされる家です。
書斎「釣月軒」が奥にあり、29歳まで生家で過ごし、ここで処女句集「貝おほひ」を執筆。
近くには、松尾家の菩提寺愛染院、遺髪を納めた故郷塚があります。
あとは、芭蕉ゆかりといいますか、芭蕉に関するものでは上野公園内の俳聖殿があります。
これは、松尾芭蕉の生誕地である伊賀上野に、芭蕉生誕300年を記念して建てられました。
毎年芭蕉の命日である10月12日には『芭蕉祭』が催され、伊賀焼の等身大の芭蕉坐像が公開になり
また俳句のコンテストも行われます。
この狭い範囲だけで3つもの芭蕉ゆかりの建物があるなんて、さすが芭蕉の故郷・伊賀上野です…。
句碑に至っては市内のいたるところに点在しているので、正直私も把握しておりません(笑)
今度のお休みには、芭蕉に思いをはせながら、の〜んびり伊賀上野を散策するのも
おもしろいかもしれませんよ☆
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