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札幌はまだまだ寒い日が続いていますが、暦の上では春の訪れを表す「立春」がすぐそこまで来ています。
立春の前日が「節分」。今年の節分は明治30年（1897年）以来124年ぶりに2月2日になります。
節分はほとんどの年が2月3日に当たるのですが、立春は2月4日に固定されている訳ではなく3日や5日に変わることもあるのです。
地球は太陽を365日と6時間弱掛けて一周しており、4年間で立春の通過時刻は1日ほど遅れが生じてきます。その為、4年に1度うるう年を設け、1年を366日にして補正します。
しかし、その1日ほどの遅れというのは24時間に満たず、帳尻合わせの為に過去400年でうるう年を3回減らしているそうなんです。
わずかなズレの解消の繰り返しにより立春の日付は変わり、前日に当たる節分も2〜4日に変動するという事です。

そして、節分といえば「豆まき」や「恵方巻」！
願いが叶うように・・・と、我が家でも全員揃って恵方(今年は南南東)を向き、無言で恵方巻を丸かじりします。
子ども達が小さい頃には長男手作りの鬼のお面を家族全員が着け、「鬼は外！福は内！」の声と共に笑い声が響く楽しい豆まきをしました。
子ども達の気合の入った豆まきで家の中が豆だらけとなり、お掃除をしてもしてもソファの下や家具の間から見つかる大豆。時にはコートのフードや靴の中から出てくることも。
子ども達にとって楽しい思い出になればと行っていた季節の行事ですが、母である私にとっても楽しく懐かしい大切な思い出です。

最後にもう一度！今年の節分は2月2日火曜日です。
邪気を払い、福を呼び込み、厄介なコロナ禍も追い払ってしまいましょう！