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若草色の風に包まれるおとなの休日 古都の宿 むさし野のお知らせ・ブログ
奈良の守り続けたい季節の風景「一面の彼岸花」
更新 : 2019/10/2 11:13
いつも古都の宿むさし野のブログをお読み頂きありがとうございます。
本日は当館から車40分程。南北に長い奈良県の丁度真ん中あたりに位置する
「九品寺」の彼岸花のご紹介です(撮影日9月30日)
九品寺は葛城古道沿いにあります。
葛城古道とは奈良県御所市の金剛、葛城山の麓を南北に延びる全長約13kmの古道。
この古道には大和朝廷よりも以前に栄えていたという葛城王朝の葛城一族にまつわる遺跡が数多く残り、秋は奈良県下の明日香村と共に「彼岸花」の名所としても知られています。
九品寺は彼岸花の群生地で有名ですが正確に言うと九品寺の境内にはほとんど彼岸花は見られません。
彼岸花は九品寺に隣接する北側の空き地に群生しており、一面の真っ赤な彼岸花の向こうに
大和三山を望むことのできるベストスポットです。
彼岸花の時期には多くの方が見学に来られるそうで
九品寺さんや地域の方々が観光客が踏み固めて芽が出にくくなった群生地のお手入れなどを継続して下さっているそうです。
地域の方の善意でこの美しい景色を毎年見させて頂けるという認識を持って
マナーある見学をしなければいけませんね。
彼岸花と同時期に群生地横にはコスモス畑もあり
のどかな田園の秋景色を堪能できます。
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