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若草色の風に包まれるおとなの休日 古都の宿 むさし野のお知らせ・ブログ
10月の3連休は秋の鹿の角きり行事へ
更新 : 2024/10/9 16:43
いつも古都の奈良むさし野のブログをお読み頂きありがとうございます。
本日はこの週末開催の奈良らしい行事のご案内です。
古都奈良の秋を彩る勇壮な古式「鹿の角きり」が10月12日(土)・13日(日)・14日(月祝)に開催予定です。
江戸時代から今日まで約350年にわたり、鹿と奈良の人々との共生の中で受け継がれている伝統行事になります。
角の生えたオスの鹿は、秋の発情期をむかえると気性が荒くなる為、鹿の角による事故を防止するため、奈良奉行が当時の鹿の管理者であった興福寺に鹿の角きりを要請しました。これがきっかけとなり、1672(寛文12)年から鹿の角きりは始められるようになりました。
鹿角には、血管や神経は通っていません。人でいうツメなどを切るようなもので切っても痛みはなく、翌年には新しい角が生えてくるので安心して下さいね。
行事として
@春日大社の神職による安全祈願
Aはちまき&法被姿の「勢子」と呼ばれる鹿を追い込んだり捕まえたりする方が赤い旗を持ち、太鼓が響く中、鹿を場内に追い込んでいきます
B隊形を組んだ勢子が雄鹿を追い込み、割竹を十字に組み縄を掛けた捕獲具を雄鹿の角に投げかける
C勢子が雄鹿を捕まえてゴザの上に寝かし、神官役がのこぎりで角を切り落とします
奈良では鹿は「神の使い」とされていますので
切り落とした角は神前にお供えします。
壮大で迫力もある鹿の角切り行事。
是非一度足を運ばれてみては如何でしょうか?
場所:春日大社境内 鹿苑角きり場(奈良公園内)
観覧料(当日券のみ):大人(中学生以上):1,000円 こども(小学生):500円
※ 愛護会会員・同伴者1名様まで無料
※ 障がい者手帳をお持ちの方・付添1名様まで半額
※このイベントの収益は「奈良のシカ」の保護活動に活用されます。
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