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アパホテル〈神田駅東〉(2025年2月客室設備リニューアル)のお知らせ・ブログ

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  • 1歳のあなたへ。

    更新 : 2013/3/15 15:14

    卒業という達成感と仲間との別れのさみしさ。3月は感情が大きく揺れ、人間として驚くほど成長する季節であるという。

    私の誕生日、3月16日。
     
    小学生の時、12歳の誕生日、その日が卒業式であった。
     担任の先生は、誕生日を迎えると後ろの黒板に「○○くん誕生日おめでとう」と書いてくれる優しい人だった。
     しかし、その日は前の黒板に大きく「卒業おめでとう」と書いてある。勝敗は明らか。誰も後ろの黒板を気になどしない。
     後ろの黒板の文字を自ら消し、“みんなのメッセージ゙”とチョークを滑らせる。
    「みんなで最後に言いたいこと書いていこう!」
     そんな素敵な企画を立て、みんなに“卒業”という2文字に集中させる。
    真の友情とはこういうものだ。
     
     中学の時、誕生日は修了式の日であった。
     卒業という集大成が明日に迫り、それぞれがそれぞれの3年間に思いを馳せる中、誰が、一体誰が私の誕生日を気にかけるというのか!
     卒業式の当日、卒業アルバムのメッセージページに2人、「誕生日おめでとう」と書いてくれた人がいた。その子らのことを僕は“親友”と呼んでいる。
     
     高校の卒業式は3月2日。卒業と等しく大切なのは進学だ。「まあ、誕生日までには合格しているだろう。」そんな驕りが、センター試験で事件を起こした。
     インフルエンザにかかり、英語の試験中に倒れ、そのまま搬送。国語は受けることすらできなかった。
     私はバキバキの文系だ。「英語60点、国語0点」は両足をもぎ取られたような悲痛な状態だ。
     
     だが立ち止まる訳にはいかない。タミフルの効いていた時の「世界史98点」という武器を手に、大学に挑戦状をたたきつけた。


    第一志望はもちろんダメ。後期試験はセンター1教科と面接で入れるというイカれた国公立が相手だ。
     3/16、面接当日。行きたかった大都会の夢を捨て、時代に忘れ去られた町で戦いは始まった。
     面接官の教授の1人が言った。「へぇー、今日誕生日?私もだよ。」
     
    みなさんに教えよう。これが“奇跡”というものだ。
     そして私は証明した。“奇跡は自分で起こすもの”。

     そして今年、私は夢にまで見た大都会東京で25歳の誕生日を迎えようとしている。そんな時ある知らせが届いた。

    「3/16は、アパホテル神田駅東一周年記念の日。」

    お前の1周年と僕の25周年。 さあ…。勝つのはどちらだ…。


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