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アパホテル〈神田駅東〉(2025年2月客室設備リニューアル)のお知らせ・ブログ

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  • 谷間の百合☆

    更新 : 2013/5/1 14:25

    カレーとご当地パン大好きスタッフNです。

    私は子供の頃、読書が苦手な現代っ子でした。
    嫌いじゃないんですけど、字を追って内容を理解する能力が乏しいんです。
    国語のテストでも平気でとんちんかんな答えを導きだしてましたし。
    (他の学科がわりかしできるほうだったので、驚かれました、笑。)
    漫画ですら他の人に比べると読むのに相当時間がかかっていたと思います。

    そんな中、大人になってから好きになったのが詩集を読むことです。
    字があんまり詰まってなくて、それに、気分な時に好きなところから読めるからだと思います。
    読む、というか眺める、という感じですね。

    今日は今年の中原中也賞受賞作品、細田傳造さんの『谷間の百合』という詩集を紹介します。
    なんと69歳の新人、この詩集が第一詩集。
    本を開いてタイトル作品の『谷間の百合』を読んだ瞬間、びっくりしました。
    なにげない日常風景が、ゆっくりとした、しかし撥ねのあるリズムで小気味よく流れていきました。

    詩の中には、かける君という、実際のお孫さんもしょっちゅうでてきます。
    かける君とオニヤンマを見たという『オニヤンマ』という詩も
    スケールの大きな風景描写と夢のある表現で泣かせにかかってきます。

    先月29日、中原中也賞の授賞式を見てきたのですが
    細田さんはふわっとした雰囲気の素敵なおじいちゃんでした。
    かける君(6歳)は司会のかたに
    「すごいね〜おじいちゃん100万円(賞金)だって!何買ってもらおうか??」なんて言われて
    「ポケモン全種類!」て答えてて現代っ子らしくてなんだか安心しました(笑)。

    いわゆるよくある「現代詩」ではなく
    普段詩を読まないというかたにも読みやすい本だと思います。
    皆様も是非連休のお供に☆

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