どーもマサです。
　室伏広治選手が日本選手権を19連覇しましたね。僕が6歳の時から、日本のトップに立ち続けているまさに超人です。プロ野球の始球式では、軽く投げて130キロを出し、ラグビーの日本代表の人と引っ張り合いをして勝ち、身体を維持するために、毎日1キロの肉を食べていると言われて。さすがに19年もあればさまざまな伝説が生まれて当然ですよね。室伏親子は早く国民栄誉賞を貰うべきだと思うんですけどね。すごいですね。
　モスクワ世界陸上でも全力で応援しますよ！みなさんも一緒に吠えましょう！！

　こっちも負けじと、渋くて強い男を紹介しましょう。マサの映画ライフ、スタートです。
　　
　今回の映画は、久々にアクションに帰ってきたリーサル・ウェポン、メルギブソン主演『キック・オーバー』です。みなさん強い男が出てきましたよ！
　現金200万ドルを強奪して捕まった男が入れられたのは、脱獄以外は何でもありのイカれた刑務所。男は幼い相棒と手を組み、脱獄と200万ドルの奪還を企てる！
というお話です。
　
　メル・ギブソン、老けたなー。と正直に感じてしまいましたが、彼は映画界では稀にみる器用な人間の1人なんですね。僕は彼が監督した映画がとても好きなんです。『パッション』『アポカリプス』、歴史の真実に目を向け、ヘブライ語などの古代の言葉を実際に映画で使うという意欲的な作品。歴史スペクタクルなのに古さを感じないその先鋭さは、ギブソンの俳優としてのギャップと相まってすごく惹かれたのを覚えています。
そんな彼が久しぶりにアクションに帰ってきて、やっぱりしっくりきますね。前回紹介したジェイソン・ステイサムのようにパワフルじゃないんです。でも、やっぱり年齢的強さがよく出ているというか、動きの一つ一つに味があるんですね。
　ただ銃を構えるだけでも、人それぞれに個性があります。メル・ギブソンの構えには厚みがあるんですよ。たぶん本当の銃なら、体に負担のある感じかもしれません。正しい持ち方かどうかは分かりませんが、すごく渋いですね。それはハンドルを持った時も、手りゅう弾の投げ方にしても一緒。渋いんですよね。何十年もののブランデーみたいな感じです。

　アクションの中にすごく味のある感じ、映画『キック・オーバー』。
只今アパのルームシアターで絶賛公開中！！

　映画でより良いひと時を。